バーチャル見学会
 
(おことわり)
平面図(間取り図)を載せると分かりやすいと思いますが、プライバシー、セキュリティの関係上、ネット上では公開する事が出来ません。申し訳ありませんが、ご理解の程お願いいたします。
出雲市/О氏邸
どこに居ても光と風と緑を感じる家
家族の気配感じる上下左右に開放的な空間
自然素材と空気循環で健康快適住宅を実現

若いご夫婦と小さな子ども2人、家族4人ができるだけ一緒の時間を大切に過ごせる住空間、それを第一に考えたお住まい。
徹底的に健康にいい家づくりを目指し、自然素材にこだわった、気持ちいい空間が広がる家。
採光・通風・眺望を大切に、自然の力をフルに活用しています。

長方形の箱に三角屋根、スッとした庇。
柔らかな壁の色。
際だって自己主張しているわけではないけれど、
簡素で美しいプロポーションの佇まい。
ケヤキ、ヒメシャラ…庭の木が枝葉を広げる頃には
また違った表情を見せてくれるでしょう。

image   シンプルで美しいプロポーションの外観
正面外観。
たくさんの窓の枠がリズム感を生む。
外壁はフランス漆喰(モノプラル)。
image   陽射しを遮る庇のデザイン
南側の窓には陽射しを遮る庇。
まっすぐ伸びた直線がフォルムを引き締める。
image   レンガのアプローチ
ランダムに敷いたレンガのアプローチが、内部への期待感を誘う。

構造がしっかりしていて間仕切りがないのは、
自由な間取りがとれるということ。
それはたとえば開放的な吹き抜け。
といって、天井は高ければいいというわけではありません。
低い天井と高い天井のメリハリ、
豊かな空間構成が心地よさにつながります。

image   2階の個室と1階を結ぶ吹き抜け
1階は大きなワンルームのリビングダイニングキッチンと和室。2階は寝室と子ども室が「ファミリールーム」と称したフリースペースでつながり、それぞれが吹き抜けに面して、ひとつながりの空間を構成する。
空気の流れ、家族のつながりを生む形。
image   天井高を変えてメリハリを
屋根の勾配を生かし、全体のプロポーションのなかで、低い天井と高い天井があることでメリハリが生まれ、より開放的な空間を演出します。
image   上下左右に開放的な空間構成
吹き抜けに面したファミリールーム。
右側は吹き抜け、奥が子ども室。
上部にトップライトの窓とロフトがある。
床はさらりとした感触が気持ちいい無垢の桐。

すっぴんの無垢の木、あらわしの梁や柱、和紙や火山灰の壁。
古くなるほど味が出る自然素材をふんだんに使っています。

image   無垢の木の魅力を生かして
無垢桧の床がすがすがしいLDK。
和紙や火山灰の壁がやさしい表情をプラス。
image   数寄屋風の和室は和の素材たっぷり
陽射しを遮りつつ庭の樹影を映す障子が、木のインテリアに柔らかみを。天井は杉材。
image

天然木の式台がある玄関
シンプルで気取りのない玄関。
右手に作り付けの下駄箱と外套入れ。

image 天然の杉材でカウンタートイレ
トイレも無垢の木をふんだんに。
腰板と白壁(ほたて漆喰)とのバランスが絶妙。

窓は光や風を取り込み、眺めを得る開口部。
とくに湿度の高い山陰では、風通しが大切なポイントです。
窓と壁とのバランスが居心地のよい空間を生み出します。

image   さまざまな窓と壁のバランス
image   明るいキッチンが気持ちいい
トップライト、テラス窓、腰付き窓など、壁との適度なバランスが、四季折々の光や風を室内に取り込む。

 多雨高湿の山陰の気候風土でも丈夫で永く住み続けられる木の家。そんなОさんご夫妻の希望に添ったのが、外断熱・二重通気のソーラーサーキット工法。室内の温度差が少なく通気層が余分な熱と湿気を排出する構造で、大空間、大開口、吹き抜けなど在来木造では困難な空間を実現します。ふんだんに使った自然素材が相まって、夏涼しく冬暖か、健康に配慮したオーガニック住宅が完成しました。
 レンガ敷きのアプローチが、訪れる人を温かく迎え入れてくれます。玄関から上を見上げると、音楽好きの一家を象徴するかのように、フランス漆喰の壁面に白色の「ト音記号」のマーク。窓枠も白で統一し、シンプルで美しい外観です。
 玄関に一歩踏み込むと、無垢の杉の式台が存在感あふれます。「床も壁も建具も、木は無垢にこだわりました」とご夫妻。床や腰壁はすべて桧や桐、杉などの天然木。和紙や火山灰の壁など内装も自然素材で統一。在来木造軸組で梁や柱を極力あらわし仕上げにしたこの家は、素材も造りも正直に見せているのが特徴です。
 室内に向かうと、1階のリビングダイニングと対面式キッチン、和室、吹き抜けの2階までがひとつながりの大空間。どこに居ても家族の気配が感じられる構造であるとともに、吹き抜けと階段を介して室内空気の自然循環を促します。
 2階は主寝室と子ども室を配し、吹き抜けに面してファミリールームと名付けたフリースペースも。窓際のロフトは子どもたちの絶好の遊び場です。
 「共働きで家事にかけられる時間が少ないので、家事のしやすい家にとお願いしました」と奥さま。ポイントはパントリーと家事室を兼ねたキッチン脇の納戸。勝手口からの通り道なので動線に無駄がなく、作り付けのデスクは書類整理やアイロンがけに便利。収納はほかにも適所にたっぷり作り付け、テレビ台や食器棚などほとんどの家具も大工さんの手製。ぴったりサイズで空間に無駄がなく、「とても片付けやすい」(奥さま)そうです。
敷地を囲む塀は低くして、夏は木陰を、冬には落葉して日だまりをつくる落葉樹を要所要所に植栽。「ケヤキやヒメシャラが枝を張り、この家を包み込むころが楽しみ」と声をそろえるご一家でした。


斐川町/K氏邸
木の香りにつつまれた健康住宅
高齢者に優しい動線配慮し平屋建てを選択
開放感と自然素材にこだわり快適性に工夫

子どもが独立し、夫婦と年老いた母親、家族3人が暮らす新居。
Kさんご夫妻がそこに描いたイメージは
「年を取っても暮らしやすい、コンパクトな家」。
まず平屋を選択。
そして、開放感と自然素材にこだわり、
快適に過ごせる工夫がちりばめられた、
納得の住まいが完成しました。

年を取った時を考えると、すこし贅沢だけど平屋が暮らしやすい。
機能面だけでなく、横に長い外観フォルムは、
2階3階建築にはないおおらかさを演出します。

image   街に開かれた開放感あふれる佇まい
正面外観。
左手前はカーポート。
外壁はフランス漆喰(モノプラル)のやわらかい表情。
image   夜景も美しいおおらかな平屋建築
夜景外観。
整然と並ぶトップライトの窓、左右の障子灯りが美しい。
image   奥行きを生む斜めの階段アプローチ
カーポートと坪庭に挟まれた階段アプローチ。
カーブを描くことで、奥行きに広がりを感じさせる。

吹き抜け空間は、冬いくら部屋を暖めても熱が上部に昇ってしまうため、寒くてやりきれない、というケースも。
しかし、SC工法ならその心配はありません。

image   ロフトのあるリビングダイニング
ワンルームのリビングダイニングキッチン。
ロフトへは飾り棚を兼ねた箱階段で。
はしごに比べて傾斜が緩く幅があるので、昇降が楽です。
image   天井高を変えて落ち着きを
屋根勾配をそのまま生かし天井の高さに変化があるので、豊かな空間を生み出します。
天井が低いと落ち着いた雰囲気に。
image   玄関とLDKつなぐ吹き抜け
玄関とLDKの吹き抜けがつながっているので、玄関に入った時の開放感が抜群です。

無垢の木の魅力のひとつは、経年の変化。
年を追うごとに飴色の美しさに変わります。
そのままで美しく、隠す必要のない梁や柱はあらわし仕上げに。
住み込むほどに味わいが深まり、魅力が増す家。
そんな家作りのあり方を大切にしたいと思います。

image   そのままで美しいあらわしの梁
柱や梁の構造材が正直に見えるLDK。
置き家具もなく広々感をキープ。
image   天井板の直線がすっきり感を
無垢の杉を張った天井がすっきりしたデザイン性をかもし出す。床の間もしつらえ、「和室らしい和室を望んだ住まい手の希望に応えた。
image トイレも木の香りただよう
天然杉カウンターを設けるなどトイレも無垢の木をふんだんに。

大勢の人が集まる機会が多いから、ダイニング、キッチンにはこだわり満載。
食卓を中心にくつろぐのが我が家流。
キッチンにも使いやすい工夫があちこちに。

image   食卓を中心にくつろぐ我が家の団欒
奥にパントリーのあるキッチンは使い勝手満点。カウンター横の棚にはお茶道具を収めています。

 優しい表情のフランス漆喰(モノプラル)の外壁に、白でそろえた窓枠がさわやかなアクセント。一歩玄関に踏み込むと、明るく開放的な空間が開けます。上部の吹き抜けは右手のLDKまで仕切りがなく、視線が奥までのびて空間に一体感と広がりが増します。引越してきたのは寒さが厳しい2月、それでも朝、短時間暖房を入れるだけで1日中暖かさがキープできたのだそう。
 これだけ開放的な造りであるのに、蓄熱効果が高いのはなぜ?
 その秘密は外断熱高気密・二重通気のソーラーサーキット工法。余分な熱と湿気を排出する構造と、吹き抜けを介して空気の自然循環が促されます。さらに床や腰壁、建具はすべてヒノキやナラ、スギなどの無垢材を適材適所に、壁は竹炭やほたて漆喰などの自然素材をふんだんに使用。これらが相まって夏涼しく冬暖か、健康に配慮した住まいが実現しました。「年を取ると寒さ暑さがこたえる。以前の家はすき間風で寒かったけど、今年の冬は薄着で過ごせました」と、快適性は予想以上だったそうです。
 家族が最も長い時間を過ごすLDKはトップライトで明るく、段差のある天井とあらわしの梁が空間をより広く見せます。ここでのこだわりはダイニングテーブル上のレンジフード。娘家族など来客が多いため、「室内でバーベキューや鍋を楽しめるように」と特にリクエスト。高気密住宅には難しい条件をクリアするため、やや高価でしたが高性能の海外製をセレクト。つや消しステンレスのスタイリッシュなデザインが、木の空間をおしゃれに引き締めます。
 「年を取っても暮らしやすい」家にするため、高齢者に優しい工夫があちこちに。バリアフリーは当然として、LDKを中心に寝室、洗面、浴室などへの生活動線は至極スムーズ。リビングの掘りごたつ、オール電化、2カ所のトイレなど、例を挙げるときりがありません。収納もキッチン周りを中心に回遊できる配置で、「使い勝手満点」(奥さま)だそうです。

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